ぺったんぺったんお餅つき

2023年12月15日

今日は瀬戸ひなご幼稚園でお餅つきを行いました。昔はお正月が近づくと、それぞれの家庭でお餅つきが行われ、鏡餅やお雑煮用のお餅を準備しましたが、今は手軽にスーパーで購入する家庭が多いのではないでしょうか。幼稚園でも数年前までは、幼稚園でついたお餅をみんなで食べましたが、のどに詰まるといけないということで、今はお餅つきを体験するだけとなりました。

 

お米をかまどで蒸して、臼にあげ、バスの運転手さんが杵でしっかりとこねてお米がくっついた状態から、お餅つきが始まり、段々お餅になっていきます。それを周りで見ながら、子どもたちが大きな声で「ぺったんこ、ぺったんこ」と掛け声をかけます。ほとんどお餅に仕上がったところから、子どもたちに交代。子ども用の杵を1本ずつ持ち、2人同時についていきます。全学年の子どもたちが交代で、お餅をついていきます。この日はあいにくの雨でしたが、気温も高くお餅もなかなか冷めず、良い状態のまま餅つきができました。

 

お餅つきを初めて体験した子も多く、子ども用の杵といっても、かなりの重さがあるので、うまく頭の上まで上げられない子もいます。年長組の元気な男の子は上手に振り上げて、カッコよくお餅をついていました。それとは別に餅つき機でお餅を作り、食紅で色をつけてピンクに仕上げます。この白とピンクで、年長組の子どもたちが、用意した枝に花もちを完成させます。

 

最初はつけ方がよく理解できず、大きなままくるっと枝に回していましたが、それだとお餅が乾くとポロポロと外れてしまいます。「ヘビのように伸ばして、枝に巻き付けて、しかりと押さえてね。」と説明すると、段々つけるのが上手になっていきました。白とピンクを交互につけるということもわかってきて、完成に近づき、花が咲いたような素敵な枝に仕上がり、子どもたちも大喜びでした。